浄水器 機能と原理

[編集] 機能と原理
次亜塩素酸やその化合物、およびイオン化したカルシウムやマグネシウム、金属などはあまりにも小さいため、活性炭を通すか、逆浸透膜で分離する必要がある。

活性炭は次亜塩素酸と反応して僅かずつ失われると同時に、その表面の細かい孔に不純物を吸着してゆく。このため、通水した量や時間に関係なく全ての活性炭が不純物を吸着し終われば寿命を迎える。また、長期間使用しているとその細かい孔の中で微生物が増殖するため、製造段階で殺菌のための銀などを蒸着または噴霧しておくが、それでも時間が経つと微生物が発生してくることは避けられない。このため、活性炭の寿命はこれらを総合的に考え合わせてメーカーごとに決められている。

逆浸透膜は水分子だけを透過させ、その他の物質を表面および内部をも使って阻止し、濃縮水として排出する。使用中に膜の表面が不純物で覆われてくることと、特定の金属イオンなど膜を劣化させる物質(膜の素材により異なる)が流入することによって次第に処理水量やイオンの阻止率が低下してくるが、その寿命は使用水圧や水質、水温などによって大きく異なるため一概には言えない。実際に使用する場合は寿命を延ばす目的で、最初にフィルタ、次に活性炭を通してから使うのが一般的である。

一方、それ以外に除去すべき対象は上述の通り、クリプトスポリジウムなどの原虫や、水道管またはタンクの劣化などによる不純物であるため、基本的には孔径が概ね1マイクロメートル以下のフィルタか精密ろ過膜を通せばよいと考えられる。

日本では少ないが、金属などのイオンの除去にイオン交換樹脂を使う場合もあり、これを特に純水器と呼ぶ。イオン交換樹脂には陽イオン交換樹脂(自身が持つ水素イオンを水中の陽イオンと置き換える)と陰イオン交換樹脂(自身が持つ水酸イオンを水中の陰イオンと置き換える)とがあるが、水には空気中の二酸化炭素が溶解していて陰イオンである炭酸イオンが過剰であるため、陰イオン交換樹脂を多めに入れておくことが必要である。水素イオンまたは水酸イオンが放出され終わるとイオン交換樹脂は寿命となり、交換または薬品を使った再生が必要となる。




posted by 浄水器、 浄水器 カートリッジ, at 21:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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